P10-11 L型メカチューンの系譜CARBOYに掲載されたL型TUNE

30年前の『L型POWERの逆襲!』
1986年

なんと31年前のL型TURBO
逆襲POWER!のTUNER特集
あの頃も、いろんなことを考えていた!!

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以前、「23年前にこんなL型特集があった!」という
記事を掲載したのだが、それより8年前にも、
「L型POWERの逆襲!」というタイトルで、
L型エンジンの特集が組まれていた。

といっても、これは、L型にターボを組み合わせ始めた
時期のころの特集だった。それぞれが、独自の思惑と
方向性で、タービンを選択し、それに応じて、L型の
エンジン内部補強と、ポテンシャルアップを競った時代。

そうです。1985~1986年というのは、そういうターボ時代への
ステップアップ世代だったんです。当時の感覚としては、

「ターボとメカとどちらが速い?」ということが、
真剣に議論されていた時代でもあったし、
そんななかから、ターボがグングンとブーストアップしながら、
メカとはまったく違う地平に駆け上っていった時代でもあった。

ほんとですよ。そのころは、真剣にターボとメカの比較を
していたんですよ。なにしろ、当時のターボには、
『ターボラグ』と言われるロスタイムがあったし、
それが長い距離ならターボが巻き返すのは当然だけど、
400mといった距離なら、その『ターボラグ』が致命的に
なるケースもままあるという事情なのだ。

L型のメカチューンに乗っていて、当時発売されたばかりの
シティターボにぶっちぎられた……という経験があるひとは、
けっこうな数にのぼると思う。言っちゃなんですが、
シティですよ、シティ。

信号で並んだときは、こんな軽四に毛が生えたようなクルマに
負けるなんて……オレのエンジンは、L型の3Lだぞ……と、
鼻で笑っていた自分が、スタートしたすぐあとから、
顔色が変わって、必死でアクセル踏んで、それでも届かなくて……。

そういう経験をしたことのあるひと、手を上げてください!!

とまあ、話は脇道にそれたが、ターボというものが登場して、
それがL型と組み合わされて、ドンドンとオソロシイ加速を
し始めた時代の話であります。

登場するチューナーは、3速の驚異的な伸びで知られる
SSシノハラ、大阪ツインターボパワーのオートセレクト、
そして、ビルドサニーのビルドファクトリー、
後にデュークファクトリーを起こすピレリー富山、
そして、異色の高圧縮にこだわったRS YASU……。

それぞれが、独自のアプローチで、新しい時代のL型を
模索していた。そういう意味では、『逆襲!』というタイトルは、
あながち的外れではないだろう。

当時の熱いアプローチを楽しんでいただければ幸いです。