今回、コペンに同乗させてもらいながら、
宇野さんにいろいろとお話を伺った。
そんななかで、一番の疑問は、
ターボの3気筒エンジンで、
どうしてこんなサウンドができるのか?
という、非常に素朴というか、根源的な疑問だった。
「でもね、藤本さん、ダイハツの開発者さんたちも
頑張ってますよ、ノーマルは、けっこういい音質ですよ」
ガス検や近接走行音等の問題をクリアした状態で、
『ヨシムラのサイクロン的』なサウンドを
実現するのは、一般的な考え方で言えば、
至難の業であります。
でも、国内にあるマフラーメーカーさんが、
サクラムさんと同じことが、どうしてできないのか?
それが、よくわからなかったんです。
これは推測ですが、マフラー開発者の方々も、
サクラムのマフラーを入手して、内部構造や、
管長等のデータを解析したことがあるはずだと思う。
だけど、同じようなEXシステムが登場しないのは?
「それはね、藤本さん、時間も手間もかかるし、
私と同じようなことをやっていたら、年間に作れる
製品数は数点。会社員としては『失格印』を
もらっちゃいますよ(笑)。私は、サクラムの社長ですから、
誰も文句言いませんし、クビにもなりませんけど……」
そうなんですかね〜。
宇野さんが言うと、本当っぽく聞こえるんですが、
それだけじゃないような……気もします(笑)
今回は、コペンが中心でしたが、
同時に走行していたユーノスのEXサウンドは、
非常に『いい感じ』でした。
派手すぎず、地味すぎず、
NAのスポーツカーとして、非常に上質な
EXサウンドを実現しています。
アイドリング時のサウンドをお聞きください。
038◉SACLAM宇野さんと『音』の話
動画が見れない場合は、上のリンクを クリックしてくださいませ。
https://youtu.be/nTCZ4_yJw
コチラは、SACLAMさんのHPでありますが、
『TECH REPORT』というコーナーに、
それこそビックリするようなパターン数の
クルマ道楽の記録が記されております。
いまでは、マフラーメーカーだと認識されている
SACLAMの宇野さんの『道楽』ぶりの記録
でもあります。ぜひ、ご一読を!!
SACLAM
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